土俵際で残った中国・・・・
実はちょうど一年前、中国通貨の元に仕掛け売りが入り、パニック元安によるミニ世界経済危機が起こるのでは・・・と思っていました。
中国の外貨準備高がIMF基準の3兆ドルを下回ることが確実だったからです。
一時は4兆ドルもあった中国の外貨準備高が激減した理由は明快・・
元安阻止のためのドル売り元買いです・・・。
元安になれば、輸出が伸びていいじゃないかと日本の人は思うかもしれませんが、この国はそうはいきません。
東南アジアを巻き込む通貨競争安は経済危機へとつながります。
また、元の先安観がでればこの国の人はアッという間に資本流出させてしまいます。
やばいな~と思ってたら・・・
じゃ~ん!!
Oct16 Nov16 Dec16 Jan17 Feb17 Mar17 Apr17 May17 Jun17 Jul17 Aug17 Sep1 7Oct17
3,120 3,005 3,120 2,998 3,005 3,009 3,003 3,054 3,057 3,081 3,109 3,109 3,109 3,119
(すみませ~ん、word excelのグラフをwixに貼り付けできないとは知らなかった。
中国の外貨準備高推移で単位は10億ドル。2017年1月に一瞬3兆ドル割り込むもすぐ復活のグラフなのですが・・・構成変えてる時間がない!!)
なんと墜落しかけた飛行機が再浮上するかのように、ギリギリのところでふんばったのです!
さすが中国!!でも出来すぎ・・実態は・・
完璧なる資本規制・・・・
昨年春、昔在籍した欧州系金融の元上司と飲みに行ったら言ってました。
「うちさ~、中国に持っていた生保を40億ドルで売ったんだよ。
でもさ、契約は成立してるのに、ドルに換金させてくれないんだよ、あの国は・・」
さすが!さすが中国!
明確な国際法違反なにするものぞ!!
でもこれ、ちょっと長い目でみるとM&Aにも
影響してくるし、あんまりいいことないのでは・・
いずれにせよ、覚えておいてください。
中国の外貨準備高は3兆ドル割れがトリガーであることを・・・。
<ゴールドマンサックス元社員による事業再生・経営改善/合同会社ジダイグループ>
ジダイグループは東京・札幌を拠点に全国に出張し、経営改善アプローチを行っております。資金繰り改善・経営改善・事業再生に対応すべく、事業・財務分析に始まり、営業方針の策定・帯同営業等他にはないコンサルティングスタイルを展開しています。
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