中小企業融資から消えてくメガバンク・・・
この経営コンサルタントという仕事していると、経営改善計画策定業務に絡み、銀行元金返済を止めるので、当然銀行の人とよく会います。
私が小規模事業者寄りの経営をしているせいかもしれませんが、実はほぼメガバンクにお目にかかりません。
今年は1行1回だけ・・・・・。
ところがメガバンクの対中小企業融資比率を見るとしっかり40%くらいときっちり・・
(三菱は当然30%・・この銀行、グループ 内融資だけで食っていけます。かつて三菱自動車がグループ内だけの販売でやってたように・・・)
小規模事業者の定義は業種により異なりますが、5~20人以下・・・。
一方中小企業の定義は同じく100~300人以下・・・
ここで相当の線引きしているものと思われますが、おそらくメガバンクは今後、この中規模事業者融資からも徐々にフェイドアウトしていくような気がします。
というのも言わずもがなのバーゼルⅢ・・・
海外取引先を持つ銀行の自己資本比率8%ですが、2019年には10.5%へと・・・
いまのところ、メガバンクの自己資本比率は10%台後半ですが、問題は査定の仕方・・
米系銀行はリスク資産はほぼ外部機関が評価している一方で日本は内部評価方式・・
何を言われだすかわからない・・・
加えて小さなリーマンショックでも起きようものなら・・・
地銀・信金・信組の行員は何とか共倒れしないようにやっていこうというにおいを感じますが、メガバンクはむしろ、内部留保厚いうちに、ウミは出し切ってしまいたい雰囲気プンプン・・・。
中小企業融資に対する地銀・信金・信組比率が高まっていくという金融システム不安・・
ここはやっぱり金融界のウルトラの父「政策金融公庫」とウルトラの母「信用保証協会」の過分なるご寄贈を期待するしかなくなってくるような・・・。
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